今回は今話題のタスクツール、Notionについて紹介していきたいと思います。
今回の記事では「Notionってなに?どうやって使うの?」といった方に向けて簡単に紹介し、実際に使ってよかった点と気になった点についても紹介していきたいと思います。
Notionとは?
Notionとは、タスク管理やWiki、ドキュメントやスケジュールをまとめて管理できるオールインワンのワークスペースです。
2018年6月にリリースされ、国内外の様々な大手企業が実際に活用していることから話題になり、2021年の10月に日本語版が正式にリリースされたこともあり、今注目されているアプリケーションです。
他のタスク管理ツールと何が違うの?
世の中にはバックログやSlack、Trelloなどのツールがありますが、Notionの特徴として下記の3つが挙げられます。
- ミニマルなフォーマットなのに、自分好みで自由にメニューを作成できる
- タスク管理ツール以外の用途としても活用できる
- ページで好みのアイコンやカバー画像などの見た目を自由に設定できる
といった特徴があります。
実際に国内ではSmartNewsやサイバーエージェントでも導入されており、個人だけではなく企業が実際に使う事例があります。
また、海外ではナイキやウォールストリートジャーナル、IBMといった大企業でも導入されているツールです。
どうやって使うのか?
今回はNotionに触れたことのない人に向けて、どのようなレイアウトになっているのか、簡単に紹介していきたいと思います。
まずはメールアドレスを登録し、アカウントを作成します。
登録が完了したら左にある「ページを追加する」をクリックすると、下の図のようなページが表示されます。
ここに自分が作成したいタスク管理やWiki、スケジュールなどを作ることができます。
「無題を追加」をクリックし、好きなタイトルを追加します。 アイコンを追加したい場合は絵文字を選択してローマ字でテキストを入力するか、好きな画像を正方形でアップロードすることができます。
*絵文字の検索は現状、日本語対応していないためローマ字でしか対応していません。
実際にタイトルやテキスト内を入力すると、こんな感じになります。
ページのアイコンやヘッダー画像、テキスト内のレイアウトを自由に決めることができます。
実際に作成している途中で、今作成しているタスク管理のレイアウトをやっぱり別のレイアウトに変更したい時があると思います。 その時は「ビューの追加」を選択し、カレンダーやボードなどに変更することもできます。
その他にガンチャートやリンクドデータベースといった機能があります。 細かい設定方法については後日紹介したいと思います。
Notionを使って良いと感じたポイント
UIのカスタマイズが自由にできる
Notionではタスクごとに好きな絵文字を設定でき、サイバーでプロジェクトの見分けがつけやすくなります。
他のタスク管理ツールではプロジェクトごとに設定はできても、アイコンだけで見分けがつきにくい時がありました。デフォルトで登録されている絵文字以外に、自分の好みの画像をアイコンとして登録することも可能です。
もちろん、カスタマイズをせずにUIを少な目にアイコンの設定やページの追加ができるので、ごちゃごちゃしたレイアウトが嫌な人にもオススメです。
様々なデータをインポートできる
NotionではPDFやTwitterのツイート、YouTubeなどをインポートし、埋め込むことができます。
インポートした際に画面上に表示されることで、毎回ファイルのを別タブで開いたり、ダウンロードしてから閲覧するといった手間を省くことも可能です。
Notionを使ってイマイチと感じたポイント
カスタマイズ性が多くて悩む
Notionは自由にUIを設定でき、自分好みのレイアウトに設定することができますが、どのようなデザインにするかで悩んでしまうこともあります。
Notionでは他のユーザーが作成したレイアウトのテンプレートが用意されています。
レイアウトをアレンジしたいけど、どのようなデザインにしたいか悩んでしまう場合は、テンプレートを使ってみることをオススメします。
複数人で使う場合は有料になる
本記事ではパーソナルプランを利用しているので、個人でTodoリストや予定の確認などをする場合は無料で利用できます。
複数人のチームでタスク管理やスケジュールをNotionで共有したい場合は、有料プランに入る必要があるのでご注意下さい。
それぞれの料金については、以下のようになっています(2022年1月27日現在)
実際にNotionを1ヶ月ほど使用してみましたが、カスタマイズ性が高く、奥が深いツールだと感じました。プログラミングをする際に「こんなシステムがあったらいいのにな~」と感じることが増えるかもしてません。
GitHubとの連携機能を搭載してほしいといった要望は多いので、今後のアップデートに期待したいです。